硬派の宿命・野望篇

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私的美人考










この時代(70年代後期~80年代初頭)の化粧品のモデルは本当に溜め息が出るほど綺麗だったと思う。
これは当時、私が多感だった少年故の鮮烈な経験という贔屓目な理由だけではなく、現在の視点で見ても彼女たちは現在の同世代のモデルやタレントと比較してもヒケを取らないどころか、別次元の神秘性や非日常性を纏っている。

現代の女性は一般人も含めて総じて「外面の美しさ」では、当時とは比較にならないほどレベルが高くなっていると、街の雑踏を歩いていて何時も思う(中身はよく知らんが)。
しかし、本来抜きん出た存在であるべきモデルやタレントが相対的に埋没してしまい、また情報網の発達でその神秘のベールが薄れて(あるいは「等身大」というイメージ戦略もあるだろう)増々一般女性との格差がなくなってしまった。これは80年代以降の化粧品のCMモデルが私たちと同世代のアイドルという名の「身近さ」と若さによる「瞬間風速」だけに頼ったジャリタレにその座を奪われていったとう歴史を見ても明らかである。

また、当時のCMはタイアップ曲の選定やそのマッチングが実に秀逸だった。今でも映像と音楽のセットで記憶に焼き付いているほどだ。
これは歌謡曲にとっても黄金期と呼べるような良き時代だったという相乗効果もあるだろう。90年代以降の「記憶に残らない」ツマらん音楽との安易な出来レース的ゴリ押しタイアップとはワケが違ったのだ。

後年、彼女たちが芸能人化し、たとえ加齢やスキャンダルによって神秘性をすっかり失ってゆく「その後」を見てしまったとしても、むしろ当時のCMの中で輝いていた彼女たちの姿がより神々しく感じられてしまう。それと同時に、美の儚さや無常感がじんわりとこちらの体内に滲み込んでくる。
こうして傍観者・観察者としての男たちもまた成長してゆくのだろう。

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