硬派の宿命・野望篇

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泰山堂金言集

今年4月から開始した当ブログですが、タイトル直下に短い文章を載せているのを皆さんはご存知でしたか?

当初は私がその時期に感銘を受けた文章を月替わりで引用しようと目論んでいたのですが、途中あまりにも物事を摂取する余裕がなかったもので(逆に体外に排出する作業の連続だった故)一月分足りませんが、年の瀬ということで本年度分をまとめて再掲載しておきます。

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4月:勇気は技術だ。自己のテクニックに対する自信だ。(『汚れた英雄 雌伏篇』より)

5月:あきらめな、とうてえおめえの相手に出来る男じゃないぜ.....フナは小川、沼にゃナマズってな、住むところは決まってるもんだ.....(『カムイ外伝』より)

6月:世の中に重要なことなんかほとんどない。たいていはどうでもいいことだ。しかし、これは重要なことだ。数少ない重要なことだ。何が起ころうとやらなきゃならない。(『蟹喰い猿フーガ』より)

7月:おれは子供のころからずうっとそうだったよ。何かがうまくいきそうになると、ふいにその悪戯ごころが頭を持ちあげてきて、すべてを台なしにしてしまうんだよ。(『群狼の島』より)

8月:歯車はきりきりと音をたてて廻り始め,加速度に乗って轟々と回転した。それを止めるには死の威嚇も非力である。(『野獣死すべし』より)

9月:関谷潜一は正晴に訊いた、これは何なのだね? と。正晴が答えた。べつの箱舟だよ、ひとり乗りの! みんな同じ方向に行くんじゃつまらないよ、おじいちゃん! (『猛き箱舟』より)

10月:蘭丸.....われらは遠くから来た。そして遠くまで行くのだ.....わかるか.....(『忍者武芸帳 <影丸伝>』より)

12月:ああ、あったかいねえ。みんながこの手にすがっていった。なのにぬしはいつも独りっきりだった。可哀相に。今度はあたしが見送ってあげる。 息が切れても見送ってあげる。見送らせておくれ、ぬしの船を...。(『黄金の日日』より)

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私は字引に載るような聖人君子の、天から降ってくるような名言や格言などには関心がありません。それよりも、地べたからもの申す物たちの(それがフィクションであろうとなかろうと)血や涙や埃にまみれた生身の言葉の方が余程心に響きます。
そんな私が今流行の市井の「玉石混合つぶやき場」に関心を持つのも、至極当然の流れなのかも知れない...。

来年度はもっとレンジを広げて様々な分野から引用出来ればと思ってます。

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ちょっと一息 #2

10~20代の頃、自分にもこんな気の置けない仲間がいたっけな。
あいつらは今頃どこの空の下で、一体何を思っているのだろう。

皆が昔の顔のままで再会するなんてことは、おそらく...



Soul Christmas

68年に米アトランティックから発売されたオムニバス盤『Soul Christmas』より4曲。

私にオーティスやMG's、STAXレーベルを始めとする60年代ソウル黄金期の音楽の存在を教えてくれた恩人は今年天に召されてしまった。
おそらく彼も毎年この季節に聴いていたであろうこのアルバムを、私は今後も聴き続け、そして伝えてゆければと思う。









in my room

目下、セルフ監禁中。
見知らぬ街を徘徊しながら撮影したい欲求に駆られている毎日。

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M8 +いろいろなレンズ

走り出す前に(ムード '91)

ぼちぼち歩いていけばいいさ。手前のアンヨでもって。お前なら大丈夫。



ircle「μ」

デビューEPからカバーアートを担当させて貰っている ircle(アークル)のニューアルバム発売が正式にアナウンスされました。

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2010/01/20 mini album「μミュー」on sale!!
KACR-1009 / 1,800円(tax in)
K&A CO.,LTD / GOD OF ARTS INC. / PONYCANYON MUSIC INC.

1.Obstruction
2.P.S.
3.Later Letter
4.永遠の瞬間
5.フラット
6.lightning
7.本当の事 

HP:http://ircle.jp/
MySpace: http://www.myspace.com/irclejp
audioleaf :http://www.audioleaf.com/ircle/

神にならない男

枯れたり 咲き乱れたり

誰より 死んだ "ジョン" より

くたばりそうにない あんたの方が好き

鈍く光る 鉄の塊

ダーティ、それでいて美しい

君にかぶれて

ダーティ、それでいて優しい

君にしびれていた

(THE GROOVERS「ダーティ」を少々アレンジ)
※注:オリジナルの歌詞は "ジョン""ジョニー" になってます。



死んで神様になった者より、たとえ老醜を晒していても今を生き続ける男の方に私は興味がある。
崇高な思想や政治的アジテーションより、世俗にまみれた普遍的な歌の方に私は愛着がある。

もうじき66歳の誕生日。叔父貴、一足早いけどおめでとう。

欠けた月だった

ここ暫くの作業中、ある若いバンドの音源ばかりを聴いている。
彼らの瑞々しく先鋭な演奏と苛立に満ちた歌詞は、自分が20代の頃に悶々としていた時間を否が応でも思い出させてくれる。俺の中には今も青春の燃えカスが僅かでも残っているんだなあ、と実感させてくれる。

そんな彼らと同じ年頃だった時代に夢中になってたバンド。



自分にとって思い出したくもないほど最低最悪な時間だった90年代。
俺がこの時代で斃らなかったのは、トラヴィス・ヴィックルやマックス・ケイディ、そして同世代のTHE GROOVERSの存在があったからだと確信している。

彼らが常に心の片隅に居てくれたお陰で延命し、後に伊達邦彦や北野晶夫との再会を経て、香坂正次やエル・ドゥロたちとも出逢えることが出来たのだ。

星屑少女たちの伝説 #2

<前回からの続き>

星屑少女たちの伝説 #1

幼少時代より母親の嗜好に影響を受けたわけではないが、少なくとも私が物心ついた少年期、ひばりはすでに「過去の人」という印象が強かった。

肉親のスキャンダルや民放放送局との確執といった本業以外での話題で騒がれるなど、あまりに大物過ぎる故に1アーティストとしての実体を冷静にあれこれ判断するような対象ではなかったと思っている(これは勝新にも言える)。「身に纏ったものが巨大過ぎて実体の見えない生ける伝説」或は逆に「名前は知ってるけどあまりに遠過ぎてなんだかよくわからない人」というか。

たとえばこんなエピソードを耳にしたことがある。
民放の番組で、当時「たのきんトリオ」で人気絶頂だったマッチさんがひばりと共演した際、おそらく彼女についての知識等まったく持たぬ彼がリハーサルでひばりの唄を聴いた後に「おばさん!歌うまいね!」と言い放ったとか...。真偽はわからないが、80年代初頭に10代だった者たちにとって、同時代人としてのひばりに関する意識なんてこの程度だったのかも知れない。

だから後に、大きな話題となった88年の東京ドーム公演、そして翌年の逝去によって彼女に対する再評価が急激に高まり、それまで見向きもしなかった周囲の同世代の者たちが口々に「ひばりってやっぱりスゴイよね!」なんて右習えで突然言い出し始めた状況には正直「コイツら影響され易いな~」というムシの良さしか感じなかった。

そんな状況を軽蔑し、冷静にひばりに対して一定の評価を維持し続けてたつもりの自分だったが、90年代の初頭に考えが変わった。

金曜の深夜、バイトが終わり職場の社員たちと毎週のように酒を飲んで帰宅しテレビを点ける。
「タモリ倶楽部」が終わりチャンネルを変えると「北野ファンクラブ」が始まる。この週末の酒の入った状態でのこれら"くらぶ"流れの番組観賞が、実に一週間の終わりを感じられ開放感に浸れる大好きな時間だった。

その「北野ファンクラブ」のオープニングで毎回流れるのが、ひばりによるスタンダード「Stardust」のカヴァーのサビ部分。
これがたまらなかった。震えた。バイトに疲れ乾いた砂漠のようになった心にじんわりと滲みた。やっぱりひばりって凄いシンガーだったんだな、と心底実感した。

余計な予備知識や思惑などと関係なく、その声がダイレクトに胸に突き刺さってくる...音楽をとはこういうものだろう。

ところで現在お袋は、ひばりのことを一体どう思っているのか。今度会った時に聞いてみようと思う。



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Author:泰山 / TAIZAN
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