硬派の宿命・野望篇

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さっちゃんのこと

昨夜は友人の噺家さん、初音家左吉くんが出演する「光るポンコツの会」へ。会場は神保町の古書センター内に在る「らくごカフェ」

左吉くん(以降「さっちゃん」)とは、ウルフルズのサポートを演っていた伊東 "ミッキー" ミキオ君のライブの打ち上げで知り合った仲。清志郎が大好きなさっちゃんは当時エラく老けた大学生で、普段は理学療法士の仕事をしながら夜学に通い、落研に所属してアマチュア噺家として活動していた。

そんな繋がりで彼が出演する勉強会などをたまに覗きに行ってたのだが、その時点ではまさか本当にプロの落語の世界に飛び込んで行くとは思いもしなかった。すっぱりと仕事を辞めて初音家左橋師匠に入門した時、彼はすでに30歳になっていた。
だが、そんな一見無謀な行動に対しても、正直あまり心配はしてなかった。彼の中にはそのトレードマークであるリーゼントに現れているように不屈の「ロック魂」が宿っているからだ。こういうガッツのある男はどこへ行ってもしぶとくやって行けるだろう。そんな安心感があったのは確かだ。

前座として初めて高座に上がった時は、新宿の末広亭にチューリップの花束を持って駆けつけた。私にとって彼は、言ってみればデビュー戦から見続けているヤングライオンの様なものである。

「左吉の『左』は左橋の『左』、左吉の『吉』は矢沢永吉の『吉』ということになっております...」



二つ目に昇進して早2年。さっちゃんの今後の更なる活躍を期待してます。

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