硬派の宿命・野望篇

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あなたのおそばに

英国の後輩バンドThe Facesの解散直前のライブにゲスト出演する最も「ワル」だった時代のキース・リチャード。チャック・ベリー・マナーの3コードR&R『Sweet Little Rock'n Roller』をお得意のマイクアクションでキメるロッド・スチュワート。すべてのお膳立てはマメな第三の男・ロニー・ウッドが手配したのであろう(そのまま彼はキースに引っ張られる形でストーンズに加入する)。



その後、ロッドはソロシンガーとして大成功するも90年代以降は落ち目に。それでも好きな曲をカヴァーしたりと(これがまたセンスが大変宜しい)現在もマイペースな活動を続けている。
キース及びストーンズに関しては皆さんご存知でしょうから特に言及しません。

で、以下が上記の共演から30年後の二人。
いみじくも同じスタンダード・ナンバーをカヴァーしている。
若い頃は同じ様にロックンロールに明け暮れていた青年たちが踏み出したそれぞれの方法論、そして到達したそれぞれのエレガントさの境地。







「The Nearness of You」

ドキドキしているのは 蒼い月のせいじゃない
はらはらしているのも ときめいているのも お前が傍にいるから

甘い会話のせいじゃない このゾクゾクは お前が傍にいるから

お前をこの腕に抱きながら 近くに感じるとき 俺の野望は成就する

柔らかな光に酔わなくても お前を抱きしめていられるならそれで十分
今夜お前の存在を 感じていられるなら.....

(対訳:八島和彦)

オッサンたちだからこそ許されるこの激甘歌詞のラブソング。
ロックンロールとは「やり続けること」であり「見続けること」。
ちょっと辛抱すれば(30年ぐらい)送り手にも受け手にも、こんなご褒美が待っている。

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祝日。注文していた書棚が到着する。
すでに仕事場と蔵書室の書棚から溢れ出した書籍が寝室にまで浸食してきて収集がつかなくなっていた。取り敢えず仕事場のドアの裏側に面する壁の僅かなスペースに薄型の書棚を置いて凌ぐことにした。ドアを全開させることは出来なくなるが仕方あるまい。

半日掛けて新書棚へ蔵書の一部を移す。やはり自分の心の中核となる書籍は何時でも手に取れる場所に置いておこうと思い、選別し仕事場の方へ移動させる。

この四半世紀の間に積もり積もった小説や雑誌を手に取り表紙を目にすると、内容と共に最初にその本を読んだ時の心境や自分が置かれていた状況がじんわりと思い起こされる。まるでセルフ『ぼくはこんな本を読んできた』状態。ちょっと感傷的かも知れないが、図らずも自身の「肝」の見直しとなった。魂(スピリット)の周期的なメンテナンスの様なものか。

久々に再読してみようかな、なんて思う蔵書もちらほら。

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「おぬし、思想が出ておるぞ...」(by 村松友視)

Chicken George

前回の「Family」からの続き。

トビー(クンタ・キンテ)は娘にキジーと名付けた。
キジーは16歳の時に他の農園に売り飛ばされる。彼女は其処の農園主に陵辱され、やがてジョージという男の子を産んだ。

成長したジョージは実の父親である(当初、彼はその真実を知らない)農園主と共に闘鶏に明け暮れ、やがて周囲から「チキン・ジョージ」と呼ばれるようになる。
(まるで『虹の谷の五月』のトシオ・マナハンのように)闘鶏で身を立て名を売った彼は、やがて海外生活を経て奴隷から自由の身となって息子たちの前に現れる。時代は南北戦争の終結と共に、奴隷解放へ向けて大きく変転してゆく...

重苦しかったクンタ・キンテのストーリーに、ぱっと明るく陽性な彼の孫の「チキン・ジョージ」が登場した時、当時少年だった視聴者はどれだけ救われたことだろう。




もし「チキンジョージ」が現代に生まれていたら、こんなファンキーな爺さんになったかも知れない。「Cock a doodle doo!!!」と、そのバイタリティで一族郎党を牽引する陽性な男。

ルーファス・トーマス - goo 音楽



Family

私の少年時代に、米国で大ヒットしたTVシリーズとして鳴りもの入りで放映された『Roots(ルーツ)』。アメリカに於ける黒人に対する人種差別の歴史をこのドラマを通じて初めて知った。

西アフリカから奴隷として北アメリカへ強制連行されたクンタ・キンテは「トビー」という通名を与えられるが、自由への意思の強い彼は度々農園からの脱走を繰り返し試みる。

人一倍健脚な上に不屈の心を持った彼を畏れた農園主はその挙げ句、二度と脱走が出来ないよう右足の先端を斧で切断してしまう(その際クンタは「足を切るか、男性のシンボルを切るか」の決断を迫られ、結局足を選んだ)。

不具になりながらもクンタ・キンテは「何時かは自由の身となる」という希望を捨て切れず日々を悶々と過ごしていたが、そんな彼を「この土地」に踏み留まろうと決意させたのは「家族」。妻と生まれたばかりの娘の存在だった。

クンタは娘に、自分の出自・家系(ルーツ)を詠み聞かせる。
それは娘から孫へ、そしてその子供たちへと伝承されてゆくこととなる。



Sabbath

於・昭和記念公園

(BGMはOtis Reddingの「Try a Little Tenderness」を各自脳内で流して下さい)

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beatleg magazine「Tom Petty 特集」

コレクター向け音楽専門誌「beatleg magazine」の最新号(2010年10月号)は何と我が敬愛するTom Petty の表紙&特集。よくぞやってくれました、と店頭で感涙に咽んでしまった。

しかも特集タイトルが「どうしてトム・ペティは日本で理解されないのか」...欧米では80年代以降超大物として君臨しているのに、である。これは本国に於けるこのアーティストの存在の本質を突いた身も蓋もないものであるが、これが現実でもある。本記事をご覧の方々もこの人のコトなんてまったく知らないでしょ?実際の話。

おそらく国内の音楽専門誌で彼の特集が組まれる機会など余程の事がない限りこれきりだろうから、彼の音楽に興味のある方は店頭に並んでいる今、是非とも手に取って頂きたい。


beatleg magazine 10月号 (vol.123)beatleg magazine 10月号 (vol.123)
(2010/09/01)
横関清高

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何せ最新刊なのであまり内容については記したくないのだが、Tomへの最新インタビューは彼が少年時代に慣れ親しんだ60年代のバンドについて嬉々として語っている様が伝わってきて実に微笑ましい。

そんな先達への畏敬の念を包み隠さない少年の頃の無邪気さが誰かに似ているな...と思っていたら、私がこれまで読んできた仲井戸麗市氏(ex.RCサクセション)のインタビューに通ずるものがあった。両者が通訳を交えて一杯呑みながら対談をやったらさぞルーツミュージックの話題で盛り上がるだろうな...なんて夢想してみたり(実際インタビューを読むと、Tomの方は本場のロックシーンの荒波をくぐり抜けてきた男故にかなりタフというかクレバーな人という印象だけど)。

あとで調べてみたら、なんと二人は同年でしかも同じ10月生まれ。誕生日がたった11日しか違わなかった。「あー、やっぱりな」と納得。個人的にこの世代の人たちからの影響はかなり大きなものがある。




モジョモジョ
(2010/06/23)
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ

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大哺乳類展 -海のなかまたち

友人I氏と、昼間っから野郎二人で上野の国立科学博物館で開催中の「大哺乳類展 -海のなかまたち」を観に行く。

春先に上野公園へある美術展を観に来て、そこがあまりに混雑していたので取り止めにしてたまたま入ったのが、その日から始まった「大哺乳類展 陸のなかまたち」
その企画展があまりに面白くて、是非「海のなかまたち」も観に行きたいと思っていた。ようやく満を持して足を運ぶ。

当日は前日までの猛暑が和らいで絶好の行楽日和。
上野科博といえば外にどーんと置いてあるでっかいクジラ。

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クジラの祖先。肉と皮が付いているとワニのような外観だが、骨にするとやはり哺乳類らしさを感じる。

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そいつらが長らく海洋で暮らすとこんなことになる。デカイ!

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それでも手の骨に哺乳類的な特徴が...我々と同じ「指」を持つ。

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アザラシの軍団。

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アザラシとアシカの違いなどもVTRでレクチャーしている。勉強になるなあ。

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前回の「陸のなかまたち」程の標本点数ではなかったけど(存在する動物のバリエーション数から考えると当然だが)それでも圧倒の展示内容。謎の多い海洋生物がテーマなだけにこちらもワクワクしながら興味深く閲覧出来た。今月26日(日)まで開催中。興味のある方は是非。


その後、上野公園からアメ横に出て暫し散策。
甘味の有名店「みはし」にて、野郎二人でクリームあんみつ。
個人的には、アイスがすぐに溶けてしまう夏場よりも涼しくなってからが「クリあん」の本当の旬の時期だと思っている。

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有楽町経由で銀座へ移動し、ご婦人方と合流して焼き鳥。
銀座で呑むなんて久し振り。白レバーと鶏雑炊が絶品でした。

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帰路。最寄り駅に着くと小雨がぱらぱら。
今日一日、降られなくてよかったな。心底そう思った。

リスト◯◯◯

この二週間は作業が大詰めで、毎日ペンタブとマウスを頻繁に駆使していたら、完成と同時に古傷である右手が疼き出した。

この10年ほどはここまで酷い状態にならなかったのだが、馴れない手法でもって相当根を詰めたせいか久々に腱鞘炎が再発した様子。以前よく施していたように右手首をテーピング。お陰で大分ラクになった。

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要するに、日々身を削ってしっかり作業しとりますよ、ということをお伝えしたかっただけなのである。ハイ(最近ニュースが無いので)。

記事タイトルと写真で誤解された皆さん、呑気な話題で失礼!

木霊の公園にて

またまたMarc Ribot
素晴らしいのだから仕方がない。

こんな風にギターを自在に支配できたらさぞ気持いいだろうな...




そうそう、Marcが愛用しているLINE6のコンパクト・エフェクター「ECOH PARK」を購入してしまった。


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twitterでircleのギタリスト・仲道君が、某楽器店にて新品を格安で売ってるという情報を知らせてくれたのだ。早速注文して取り寄せた。

まあ、だからと言ってMarcと同じように達者に弾けるようになる訳ではないが(ちなみに、こちらは偶然だが、同じく彼愛用の「HOT CAKE」も以前から所有している。だからと言って...しつこいね・苦笑)

黄昏

季節は灼熱の真夏から段々と秋に向かって...
散々自分と周囲を手こずらせた「荒ぶる魂」も、少しは穏やかになるのだろうか。その変化を楽しんでみたい気もする。



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