硬派の宿命・野望篇

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バトン

96年初頭に大藪春彦が没したのを契機に、私は久しく離れていた「大藪ワールド」へ帰還することとなった。

実家に置いたあった「アズキ色の背表紙」の文庫本を当時住んでいたアパートに持って帰って再読する毎日。更に未読だった作品を古書店巡りをして徐々に集めていった。

しかし、亡くなってしまった作家の作品は何時か読み尽くしてしまう時がくる。これは物理的に当然の帰結である。やはり同時代を生きる作家とも並走し、その作品を読み続けてみたい。果たして大藪春彦の代わりに私の心を満たす作品を提供してくれる作家など存在するのであろうか?

そこで『不夜城』を引っ提げて登場したのが、私とほぼ同世代の馳星周だった。




残念ながら馳星周の作品は『不夜城』の完結編『長恨歌』以降、一冊も読んでいないし、手に取ろうとも思わない。
しかし私にとってこの作家は、確実に同時代の空気を共有し、そして自分が「屹立する」契機になった作家であることは間違いない。

世界中が傾いたら まっすぐに立ちあがる
吠えろよほら今のうち 誰も見ていないから
(THE GROOVERS「HARMLESS MADMAN」)


「受ける側」から「放つ側」へ。
...馳星周もまた、少年の頃より大藪春彦の熱烈なファンだった。


不夜城 (角川文庫)不夜城 (角川文庫)
(1998/04)
馳 星周

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A-2

先日、「Whitehouse Cox」のレザー製眼鏡ケースを購入して、その上質な革の手触りにニンマリしてたのだが、何故かそれに飽き足らず「もっと皮革製品が欲しい!」という気運がムクムクと高まってきた。

ちょっと前にtwitterで「近頃は身体が鈍ったのか、重くて動き辛い革製の衣料が着られなくなった」なんてつぶやいていたのだが、このところ以前よりも日々の運動量が増えて肉体が細胞レベルでアクティヴになったからか、猛烈に「革ジャン」が欲しくなった。それも出来るだけ「着応え」のあるヤツ。

そうなると、ロック臭の強いライダースは青臭くてNG。やはりおっさんだったらフライト系だ。

以前、クリーム時代のクラプトンがおそらく軍の払い下げのボア付きのG-1を着てES-335を弾いている写真を見て「格好いい!」と思ったことがあったので、当初はG-1の古着をネットオークションで探し廻っていた(あと、ショーケンも『傷だらけの天使』で同タイプの革ジャンを格好良く着こなしていたっけ)。

ところがあまりいい出物がない。
その点、人気が高くポピュラーなA-2の方が出品数が多く選り取りみどり。

実は10年ほど前に国産レプリカ物のA-2を所有していたことがある。
その時はサイズ選択の失敗などの事前の調査不足で満足いく物が入手出来なかった為、すぐに手放してしまった。元々夏期用のフライトジャケットであるA-2は冬の寒さに耐えるだけの防寒性が備わっていない(裏地がペラペラのコットン一枚)上に、アクションプリーツ等もなく、新品の馬革は非常に堅牢過ぎる故に着心地が悪く(まるで拘束着のよう)とても日常での着用がツラかったのだ(あと、あまりに男性的な衣料なので、当時の私としてはコーディネートの難しさもあった)。
しかし、実際に一度は自分のものにすることで、A-2という皮革衣料の魅力とその価値は十分に理解することが出来た。

そこで今回のハンティングだが、ターゲットをG-1からA-2に変更。以前所有していたT社のBというブランドの別モデル(色と細かなデザインが若干違う)に目を付ける。それなら試着しなくても大凡のサイズは想像出来る。前回の反省を踏まえてワンサイズ大きめを選ぼう。

段々と的を絞って様々な条件を満たす一着に辿り着く。少し着古した中古品が、新品市場価格の半値以下。ちなみに競り合った者は皆無で(この辺に昨今のフラジャ人気の無さが垣間見える...)やすやすと落札することが出来たた。

古着屋さんの出品だったのでとても状態も良く、適度に着古されて革も柔らかく馴染んでいる。やはりレザージャケットは新品状態よりもヤレた方が断然格好良い。そして今の自分なら以前よりも上手に着こなせるような気がするのだ。

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着用するとこんな感じ。
一見、競馬場ライクなおっさんジャンパー。しかし、そこには男のロマンが詰まっている...(共感不要)。

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奈良・帯解寺

大阪から一路、奈良に出る。
JR桜井線(万葉まほろば線)に乗り換えて帯解へ。

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帯解駅に降り立つのはこれで二度目。
10年ほど前に三島由紀夫の遺作『豊饒の海』に登場する「月修寺」のモデルとなった「円照寺」を作品のモチーフとしてロケハンしに来た時以来だ。

今回は、日本最古の安産祈願の霊場である「帯解寺」へ、家人の代理で祈祷して貰いに赴いたのが私の任務。

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厳粛なるご祈祷をして頂き、とても霊験あらたかな気持になった。
元気に生まれておいでとの、父からの願いを込めて。

その後

まずは...昨日の極私的な感情を吐露した記事に沢山のコメントや拍手をありがとうございました。twitterで知り合えた皆様、ここでご縁が途切れることなく今後とも宜しくお願い致します。

こうして皆さんにご迷惑&ご心配をお掛けしながらもtwitterを辞めたのですから、やるべき事をやらなくてはなりません。
「不言実行」とはよく言いますが、やはりある程度の意思表示は必要(だって、私など所詮吹けば飛ぶ様な存在だ。功なり名を遂げた大物じゃあるまいし、ただ黙ってたら忘れられちゃうものな)。

で、本日の作業はこんな塩梅で進行中、ということで。ドン。

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何だかよくわからないでしょ?
実はよくわからない方がこちらとしては助かります(笑)
この成果は来るべき時に。

こんな感じで、今後もたまに作業に関する近況報告をしていきます。

Wild One(伊東ミキオの場合)

雨の渋谷。
長い付き合いのR&Rピアノマン、お馴染み伊東ミキオ氏の久々のワンマン「弾きまくり語り」を渋谷7th FLOORへ観に行く。そういえば7月に15年振りの「カズリン, ミッキー&タカピー」の夜も雨だった...本当に雨男なんだな、この人(笑)

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その7月のステージで、久々に彼の弾き語りを何の予備知識もなく体験したのだが、以前の彼のパフォーマンスと比較して明らかに「マッシヴ」になっていたのがとても印象的だった。鍵盤のアタックも強力で、声も野太くなっていた。

終演後に「最近ジムでトレーニングに励んでいる」と本人から聞き、なるほど合点がいった。若い頃の線の細さが影を潜め、逞しさを増していた理由はそれだったのだ(これは内面的にも外面的にも)。この夜、彼が自己鍛錬によってフィジカル面でこれまでと別人になっていることを知り、私は驚いたと同時に何故か無性に嬉しかった。

伊東ミキオは自らの意思で自己変革することを選んだ。そこに至るまであったであろう様々な思いの詳細は私には判らない。しかし、彼が今現在能動的に「今までと違う場所」へ向かおうとしている意思は十分に伝わってくる。私はそんな男が好きだし、自分も常にそうあるべきだと思っている。

この夜のワンマンも、そんな彼の変化が直裁的に垣間見れるステージだった。無論、本来のリリカルな繊細さも健在であり、先人達への畏敬の念とその伝承も彼がやり続けるべき使命と言ってもいいだろう。

昨年のリベンジどころじゃなくて、お釣りが来ちゃったよ。ミッキー、最高だった。

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この写真、iPhoneで撮影したのだが、正直ボケボケで失敗写真だと思っていたけれど、ディスプレイで見たら何やら絵画的な写真になっていて驚いた。ちなみにトリミングだけの撮って出しでノーエフェクトです。被写体が発するパワーも関係しているのかも知れない。

当日の詳細は当人のタイピングによるmikio.net Blog「渋谷7th FLOORにて。」をご覧下さい。押忍。

眼鏡ケース

春先に作業用の眼鏡を新調したのだが(以前から所有していた「Randolph」のアビエーター型サングラスのフレームにレンズを入れて貰った)付属のビニール製のケースがどうにも心許なくて、しっかりした作りの物が欲しくなった。

当初は英国王室御用達である某メーカーのアルミ製ハードケースにしようと思っていたのだが、twitterの方でこの件についてつぶやいたらフォロアーでもある旧友のM氏から色々アドヴァイスを頂いた(ありがとうございました)。

ということで、品質の高い革製品で有名な英国の「Whitehouse Cox」のレザー製に決定。

こちらのメーカーが使用している皮革は「ブライドルレザー」といって、元々は馬具等に使われていたマテリアルで、見るからに厚みとコシがあって堅牢そう。新品状態ではご覧の通り、白い粉が吹いていてまるで「大福餅」状態。これは染み込んだ蜜蝋が表面に滲み出した状態だそうで、使用しているうちにツヤが出始める。

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しばらく使うとこんな感じ。カラーは「ハバナ」という名称の濃いブラウン。ちょっと古いライカの皮革ケースに似た風合いだ。

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(ホワイトハウスコックス)Whitehouse Cox S8559 メガネケース(ホワイトハウスコックス)Whitehouse Cox S8559 メガネケース
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(ホワイトハウスコックス)Whitehouse Cox

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熱海

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夜になる前に帰ってしまったが...



網代

状況が状況だけに、これから暫くの間家族旅行は叶わないだろう、ということで伊豆・網代の温泉旅館へ行って来た。

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一泊し、翌日は熱海へ(次回へ続く)

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泰山 / TAIZAN

Author:泰山 / TAIZAN
I'm a man.
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