硬派の宿命・野望篇

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祝週

今週は祝い事ふたつ。

まず15日は自分の結婚記念日。

10年前、区役所に届けを出した後、雨の中を恋人から妻になった人と一緒に行きつけの近所の蕎麦屋へ行った。
その店は当時の住居からほど近く、普段からよく利用していた。元々は河田町にあったテレビ局の近くで店を開いていたらしいが、局が丸ごと湾岸へ引っ越したのを契機に我が街へとやって来た。
若い二人にとっては、週に一度その店の旨い手打ち蕎麦を食べることが最高のご馳走。中でも鴨せいろは絶品で私たちの大好物だった。

その後住居が変り、それでもたまに訪れてはいたのだが、ある時店の前まで行ってみると入り口に張り紙が。なんと他県へと引っ越してしまったらしい。詳しい事情はわからなかった。それからもう6,7年が経つ。

本当に数日前。たまたまその店の近況を知りたくなってネットで検索してみると、再び東京へ戻って来て都内の別の場所に店を構えているという情報を知った。
そのことを家人に話すと「結婚記念日を祝うにふさわしい場所では?」というニュアンスでお互い一致し、当日は東京の南の外れの閑散とした寺町にあるという新店舗へ、バスと電車を乗り継いで向かってみた。

店の戸を開けると、10年前と変わらない女将さんの声が。初めて入る店ではあるが、それだけで懐かしい気分になる。
焼き味噌、玉子焼きをアテに熱燗をちびちび飲った後に〆の鴨せいろ。入籍した日と同じ、当時の私たちのフルコースだ。懐かしい味。味覚は過去の記憶を呼び起こすのだなあとつくづく思った。

トイレに立っている間に家人が女将さんに挨拶をしたら、どうやら私の顔を覚えていてくれたみたいでとても嬉しかった。
現在の住居からは立地的に少々不便な場所ではあるが、今後も長く付き合っていきたい、思い出が詰まった特別な店である。


一日置いて17日。

親父の誕生日。家人曰く、数え年で今年が喜寿に当たるらしい。当人は無頓着で「へえ、そうかい?」なんてものだったが。
ちょっと前にお袋と家人と三人で偶々入った中華料理屋が料理も美味く良い雰囲気だったので、そこで祝うことにした。

専ら話題は新しい家族の話だ。私が赤ん坊の頃のエピソードなども面白可笑しく引き合いに出されたり、以前とは根本的に話題の内容が変化してきている。何より親父の表情が穏やかだ。良い意味で二人とも祖父母の心持ちになっているのだろう。
紹興酒を舐めながらそんな状況を眺め、俺も少しは親孝行出来たのかな?なんて心境になった夜だった。

母の話によると、父方の祖父も母方の祖母も11月生まれだったらしい。亡くなった人々も引っ括めてお祝いした。

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