硬派の宿命・野望篇

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硬質なる憐憫

先週末から渋谷の東急で開催されている中古カメラ市が今日で終わるのだが、我が家の居間のテーブルの上には何故かレンジファインダー・ニコンが2台...。

復刻S3がボディ単体とはいえ、こんなに安くなっているとは驚いた。
発表時の熱狂を知っているだけに、ここ数年ですっかりデジタルに駆逐されてしまった銀塩カメラの扱いに悲哀を感じた...だからと言って「消えゆくもの」に対する憐憫の情で購入したわけではないが。

購入した晩に、本機の製造プロジェクトを担当した水戸ニコン工場閉鎖の報を知る。おそらく、これでニコンの往年の名機が再び復刻される機会は二度と失われてしまったであろう。
おかげで、少々センチメンタルな気分になった。この機に遺産を入手しておいてよかったと思う。

しかしボディ2台に対して、Sマウントのレンズが1本しかない。どうしたものか。

L1010394.jpg

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